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誰が、子どもの夢を摘み取るのか? 大谷真矢(CSN;College Student Network for Community Service)
私は大学生による地域貢献、地域共生を目的としたCSN(College Student Network for Community Service。活動地域:浜松・豊橋・名古屋) の活動を通じて、4年半ほどブラジルやペルーの子どもたちの学習面・生活面でのサポートに携わってきた。CSNでは子どもたちにとっていつでも頼れる「お兄さん、お姉さん」としての役割を果たしたいという願いから、一対一で子どもと向き合い、学校や保護者とも連絡を取りながら活動している。しかし、両親の無理解や学校側の硬直的な対応など、大学生である私たちには解決しがたい問題に多く直面してきた。
本稿では、同じような境遇に身をおきながらも、日本人なら義務教育である小・中学校さえ修了することができなかった子どもと、高校進学を果たした子どもの明暗を分けたのは何であったのか、私が感じるところを述べたい。
なお、以下の事例に述べる教育委員会は、それぞれに異なる自治体に所在している。また、少女A、少女Cとも母国への帰国前と帰国後の居住地が異なるため、異なる教育委員会の管轄であった。